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二等無人航空機操縦士 · 取得ルート比較

登録講習機関と直接試験、
何が違う?

違いの中心は実地です。登録講習機関を修了すると、その修了内容に応じて指定試験機関の実地試験が免除されます。直接試験では、自分で練習環境を用意し、学科合格後に指定試験機関の実地試験を受けます。

更新 2026.09.26読了目安 13分一次資料確認済み
QUICK ANSWERまず結論

「講習で実地免除」か「自分で練習して実地受験」か。

どちらのルートでも二等学科試験は必要です。登録講習機関は練習・修了審査まで一体で受けやすく、直接試験は講習受講を必須とせず、自分で実技準備を組み立てます。

A登録講習機関講習+修了審査
共通学科試験指定試験機関
B直接試験自分で実技準備

まず比較表で違いを確認

項目登録講習機関直接試験
登録講習機関への受講必要不要
学科試験指定試験機関で受験指定試験機関で受験
実技の準備講習機関で実地講習自分で練習環境を確保
実地試験修了内容に応じ免除指定試験機関で受験
練習機体・場所講習機関が用意するのが一般的練習段階は自分で確保
料金講習機関ごとに設定試験手数料+任意の練習費
向く条件講習から審査まで一体で進めたい操縦経験・練習環境がある
COMMON MISUNDERSTANDING

「スクールに通えば学科試験も不要」ではない

国土交通省の現行ポータルは、登録講習機関の講習を修了した場合に指定試験機関での実地試験が免除されると案内しています。二等学科試験は指定試験機関で受験します。

登録講習機関ルート

登録講習機関は、国の登録を受けて無人航空機講習を行う機関です。必要な学科・実地講習を受け、修了審査を通過すると修了証明書が発行されます。修了内容に応じて指定試験機関での実地試験が免除されます。

  • 決められた履修科目・最低時間数に沿って講習を受ける
  • 実地の練習場所・機体を自分で一から用意する負担が小さい
  • 修了審査で国家試験相当の実地能力を確認する
  • 修了証明書は実地試験免除の根拠となる

修了証明書の有効期間は発行から1年です。実地試験免除を使う場合は、交付申請までのスケジュールを確認しておく必要があります。

直接試験ルート

登録講習機関の受講を必須とせず、指定試験機関の学科試験・実地試験・身体検査を受けて取得するルートです。実地試験は、学科試験に合格し、有効な学科試験合格証明番号を持っていることが受験条件です。

1
WRITTEN学科試験に合格

二等は50問・30分・CBT。

→
2
PRACTICE自分で実技練習

練習場所・機体・指導を必要に応じて確保。

→
3
PRACTICAL EXAM指定試験機関の実地試験

机上・口述・実技。二等は70点以上を確保。

→
DIRECT DOES NOT MEAN NO TRAINING

直接試験=練習不要、ではない

制度上スクール受講が必須ではないという意味です。実地試験に必要な技能は別途身につける必要があり、実技だけの練習コースを使う方法もあります。

登録講習機関には最低講習時間がある

国土交通省の資料では、二等・回転翼航空機(マルチローター)の基本について、登録講習機関の最低時間数の例として、初学者は学科10時間以上・実地10時間以上、経験者は学科4時間以上・実地2時間以上が示されています。これは登録講習機関における基準であり、直接試験ルートの「必須練習時間」を定めるものではありません。

二等・マルチ基本初学者経験者
学科講習10時間以上4時間以上
実地講習10時間以上2時間以上
修了審査同じ修了審査基準で能力を確認

「経験者」の定義は国が全国一律に一つに固定しているわけではなく、登録講習機関が経験の確認方法を定めます。申込前に対象条件を確認してください。

費用は「固定の試験費」と「変動する講習費」に分ける

直接試験では、指定試験機関の受験手数料が中心になります。二等・マルチローター基本は、学科8,800円、実地20,400円、身体検査は書類受検5,200円、技能証明書の新規交付手数料3,000円です。登録講習機関の受講料は各校が設定します。

DIRECT EXAM · BASIC EXAMPLE

二等マルチ基本・身体検査を書類で受ける例

37,400円

学科8,800円 + 実地20,400円 + 身体5,200円 + 交付3,000円。交通費・練習費・決済手数料等は含みません。

学科試験8,800円
実地試験(マルチ基本)20,400円
身体検査(書類)5,200円
新規交付3,000円

スクール利用の総額は講習機関によって異なります。単純に総額だけを見るのではなく、練習時間、修了審査、補習、再審査、限定変更が料金に含まれるかを確認してください。

選ぶ基準は「操縦経験」と「練習環境」

REGISTERED TRAINING

登録講習機関を検討しやすい条件

  • 操縦未経験、または自信がない
  • 機体・練習場所を持っていない
  • 講師から修正点を教わりたい
  • 日程を決めて進めたい
DIRECT EXAM

直接試験を検討しやすい条件

  • 十分な操縦経験がある
  • 練習場所・機体を確保できる
  • 実地試験基準を自分で理解できる
  • 必要な部分だけ実技練習を追加したい

どちらが一律に優れているというものではありません。費用だけでなく、再試験リスクや練習環境まで含めて選ぶのが現実的です。

DRONE LICENSE

実技だけ練習する選択肢もある

直接試験を選んでも、実技練習まで全部ひとりで行う必要はありません。Phase 2では実技単体で受けられる教室を比較します。

実技教室を見る →

よくある質問

登録講習機関を修了すると何が免除されますか?+

修了した講習内容に応じて、指定試験機関での実地試験が免除されます。

直接試験なら学科講習も不要ですか?+

登録講習機関の学科講習を受けることは必須ではありませんが、指定試験機関の学科試験には合格する必要があります。

直接試験に必要な最低練習時間はありますか?+

指定試験機関の受験資格として一律の練習時間は示されていません。必要なのは試験基準を満たす技能です。

経験者なら必ず2時間講習ですか?+

2時間は登録講習機関における二等マルチ基本の経験者向け最低実地講習時間の基準です。経験者として受け入れる条件は講習機関ごとに確認が必要です。

一次資料・確認した情報

制度や試験情報は、民間記事ではなく国土交通省・指定試験機関などの公開情報を優先して確認しています。

編集方針:制度・料金・試験方式など変更され得る情報は更新日を明示し、公開時点の一次資料を確認します。Drone Licenseは国土交通省・指定試験機関の公式サービスではありません。