01 · ANSWER
「学科の独学」と「資格全体の独学」は別
| 項目 | 独学の考え方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 学科 | 独学可能 | 教則第5版と試験範囲に合わせる |
| 実技練習 | 自分で準備可能 | 安全な場所・機体・技能確認が必要 |
| 登録講習機関 | 必須ではない | 使わない場合は実地試験を受験 |
| 身体検査 | 必須 | 所定書類または会場受検 |
| 交付申請 | 必須 | DIPS2.0で国へ申請 |
「スクールへ行かない=資格が取れない」という制度ではありません。一方で、実地試験に合格する技能は必要なので、独学を選ぶ場合も実技準備を省略できるわけではありません。
02 · WRITTEN EXAM
学科は一次資料を中心に独学できる
学科試験の基準となる「無人航空機の飛行の安全に関する教則」は国土交通省が公開しています。指定試験機関も出題範囲とサンプル問題を公開しているため、公式資料を軸に自分で学習できます。
4分野の全体像をつかむ。
知識を選択肢から取り出す。
時間と正答率を確認。
教則の該当箇所を再確認。
民間問題集だけで完結しない
試験は教則に準拠します。問題集はアウトプット用に使い、制度や数字が変わった可能性がある内容は教則・公式案内へ戻って確認します。
03 · PRACTICAL
実地は「知識」より練習環境がボトルネック
指定試験機関の実地試験は、机上試験、口述試験、実技試験で構成されます。二等は100点からの減点式で、各試験科目終了時に70点以上を確保することが合格基準です。
- 安全に練習できる場所を確保する
- 試験に必要な操縦を反復できる機体を用意する
- 飛行前点検・口述・机上の手順も練習する
- 第三者に見てもらい、自己流の癖を確認する
- 指定試験機関の実地試験基準を読む
実技は「飛ばせる」だけでなく、所作・安全確認・判断も評価対象です。操縦経験があっても、試験基準に沿った練習を別途行う価値があります。
04 · DIRECT ROUTE
スクールなしで取得する基本ルート
技能証明申請者番号を取得
DIPS2.0で事前準備。
学科を独学し受験
CBT50問・30分。合格証明番号は2年間有効。
実技を自分で準備
練習場所・機体・必要なら指導を確保。
指定試験機関の実地試験
学科合格後に受験。
身体検査・交付申請
必要条件を満たしDIPS2.0から申請。
05 · WHAT YOU NEED
独学で準備するもの
学科教材
教則第5版、指定試験機関の出題範囲・サンプル問題、問題演習。
練習機体
安全に練習でき、必要な操縦技能を反復できる機体。
練習場所
法令・施設ルールを守り、安全距離を取れる場所。屋外飛行なら飛行ルールも確認。
客観的な確認
可能なら経験者・講師に所作や操縦を見てもらい、自分で気づきにくい減点要因を確認。
06 · HYBRID
「学科は独学、実技だけ教室」という方法
登録講習機関のフルコースを受けるか、完全独学かの二択ではありません。学科は自分で進め、実地試験前に数時間だけ講師付き練習を使う方法もあります。
1時間単位
試験会場と同一会場、マンツーマン指導の公開例。
3時間集中
試験で使用するコース・機体、講師アドバイス付きの公開例。
自主練習〜講師付き
シミュレーター無料、コース+機体5,500円、講師付き33,000円の公開例。
料金や利用条件は変わるため、申込時に最新情報を確認してください。
実技だけ受けられる教室を比較
完全独学にこだわらず、必要な部分だけ実技指導を使う方法もあります。
FAQ
よくある質問
二等はスクールへ行かないと取れませんか?+
いいえ。指定試験機関で学科・実地試験等を受ける直接試験ルートがあります。
学科だけ独学できますか?+
できます。国土交通省の教則と指定試験機関の出題範囲・サンプル問題が公開されています。
実技も一人で練習できますか?+
制度上、登録講習機関での受講は必須ではありません。ただし法令を守った練習場所・機体・安全管理が必要で、試験基準に沿った技能を身につける必要があります。
独学とスクールの中間はありますか?+
あります。学科は自分で学習し、実地試験前だけ実技練習コースや講師付き練習を利用する方法があります。
PRIMARY SOURCES
一次資料・確認した情報
制度や試験情報は、国土交通省・指定試験機関などの公開情報を優先して確認しています。