神アプリ!~個人開発の便利アプリ紹介~

※第三者が開発したアプリを紹介する記事です。また、本記事は、App Store掲載情報と編集部の実機確認をもとに作成しています。

tsumu — 未読本の山を“景色”に変えるiOS本管理アプリ

※本記事には広告を含む場合があります。最終判断は公式情報をご確認ください。

買った本を積んでしまう人をターゲットにしたアプリです。tsumuは、表紙が画面内でリアルに動きながら重なっていく“視覚的な本管理”で、未読本の存在をポジティブに扱えます。

結論:tsumuは「未読本を増やしてしまう自分」を肯定できる管理アプリ

増えた未読本を、責めずに眺めたい日がある。

tsumu 紹介画像
tsumuの説明

tsumuは、本を「文字の一覧で処理するもの」ではなく、「表紙が動きながら重なっていくもの」として扱えるiOS向けの読書管理アプリです。

核になるのは、AppleのSpriteKitを使った2Dの物理シミュレーション表現。登録した本が画面内に現れ、重なり方や位置の変化まで含めて“視覚的な情報”になります。

おすすめの使用シーンは、まとめ買い直後と、読み終えた直後の2つ。

買った本が増えた日は、登録だけして眺めて満足してもいい。読む順番を決め切れない時でも、表紙が重なる様子を見ているだけで「自分が何に惹かれているか」が浮かび上がります。

読了した日は、評価やひとことメモを残して、SNSに貼りたくなる投稿用画像を作れる。読書記録が“残作業”になりにくいということです。

未読本を減らすアプリではなく、未読本を抱える自分の気分を整えるアプリです。

Before:未読本が増えるたびに、リストの数字だけが増えていく感覚で気持ちが重くなる。
After:表紙が視覚的に重なっていくので、増えたこと自体を“自分の興味の数”として受け止められる。

カメラでバーコードを読み取って登録できる点がいいです。タイトルとか著者とか入力するのめんどいですし。


実際にダウンロードして触ってみた:登録の速さと“触感”が想像以上

インストールして最初にやったのは、背表紙をカメラに向けることだった。

tsumuはバーコード読み取りで書誌情報と表紙画像を取得できます(OpenBDやGoogle Booksのデータソースを利用)。この時点で「入力して整える」工程がほぼ消えます。

登録が終わると、メイン画面に本が表示されていきます。ここがtsumuの主戦場で、表示は単なるサムネ一覧ではありません。

SpriteKitによる物理表現が効いていて、画面上に現れた本が互いに干渉しながら配置される。指で触ると位置が変わり、iPhoneの向きを変える操作にも反応して、重なり方がするっと移り変わります。

「管理している」より「触って確認している」が近い感覚でした。眺めているうちに、次に読みたい本が自然に決まってくるのも面白いところです。

読み終えた本は、物理表現の空間から別の棚へ移せます。そのタイミングで、表紙の色に合わせた配色の投稿用画像が自動で作成され、評価と感想を載せられます。読み終えた瞬間から薄れゆく感想や読後感を残せるのは意外にうれしいと思いました。人の記憶って薄れゆくのが定めですから。

登録→眺める→読み終えたら共有まで、気分が途切れない流れが用意されています。

Before:買った本の記録はしたいのに、タイトル入力や表紙探しが面倒で放置しがち。
After:バーコード読み取り中心で追加でき、画面の動きが楽しいので“管理ついでに眺める”が成立する。

ダウンロード先はApp Storeです。まずは数冊だけ登録して、画面の反応を確かめるのがいちばん早いと思います。


おすすめユースケース:tsumuが効くのは「読む前」と「読み終わった後」

読書の管理は、読書時間より前後で差がつく。

tsumu アプリ画像
tsumuの使用イメージ(スクショ)

tsumuの良さは、未読本が増えた瞬間をネガティブにしないところにあります。表紙が動的に重なっていくため、購入の記録が「追い詰める帳簿」になりにくい。

そして、読了後に残すのがチェックではなく“見栄えのする投稿素材”になる点も効きます。感想を書くハードルを下げ、書いたものがそのまま共有物になるからです。

使いどころを整理すると、相性がはっきり見えます。

利用シーン tsumuで起きる変化 得られる効果
本をまとめ買いした夜 バーコードで次々追加し、表紙の重なりを眺められる “増えた”事実を整理し、気持ちの負担を小さくできる
次に読む本が決まらない時 一覧ではなく表紙の集合として見える 興味の傾向から選びやすくなる
読み終えた直後 評価・メモと一緒に投稿用画像を作れる 記録が続きやすく、アウトプットにもつながる
SNSで読書をゆるく続けたい時 表紙の配色を活かした画像で共有できる 反応が返りやすく、読書のモチベが保てる

淡々と管理するのではなく、「物」の感覚を維持しながら管理できる

Before:読書記録は三日坊主で終わり、未読本の把握も曖昧になる。
After:追加と閲覧が楽しく、読了の記録が共有まで一気に進むため習慣化しやすい。

特に、表紙デザインが好きな人には相性が良いです。内容だけでなく装丁の集合を“持ち物”として扱えるから、アプリ内に自分の棚が育っていきます。


代替アプリと比べる:tsumuは“管理の快適さ”をUIで取りに行っている

管理アプリは、便利すぎるほど淡々としてしまう。

一般的な読書管理は、テキスト中心の一覧、検索、ステータス更新の組み合わせです。これは効率が良い反面、未読本が多い人ほど「処理しなきゃ」が前に出てしまいます。

tsumuはそこを別方向から攻めています。表紙が動くUIに寄せ、触って把握できるようにすることで、感情の引っ掛かりを小さくする設計です。

観点 一般的な一覧中心の管理 tsumu
情報の見せ方 タイトルや著者の文字が主役 表紙画像と動きが主役
未読本の受け止め方 未消化の項目が溜まっていく感覚になりやすい 手元のコレクションが育つ感覚になりやすい
操作の手触り タップで状態を更新するのが中心 触る・動かすことで把握できる
読了後 記録は内部に保存して終わりがち 投稿用画像が作られ、共有までが近い

効率の勝負ではなく、「続く気分」を勝ち取りにいくタイプの設計です。

Before:一覧を開くたびに未読の行数が目に入り、アプリ自体を避けてしまう。
After:開いた瞬間に“表紙の集合”が見え、眺める行為が管理につながる。

もちろん、一覧中心のアプリのほうが向く人もいます。数字で読書量を追いたい、厳密な分類で整理したい、といった目的が強い場合は、tsumuの方向性は少し違って見えるはずです。


注意点と弱点:尖ったUIだからこそ、合う・合わないが出る

尖った体験には、当然クセもある。

まず、案内されている対応環境はiOSです。普段使いの端末が別の場合は、その時点で選択肢から外れます。

次に、登録の中心がカメラによるバーコード読み取りなので、撮影許可が必要です。紙の本を手元に置いて登録する運用が前提になりやすい点も、人によっては手間になります。

書誌情報や表紙画像の取得はOpenBDやGoogle Booksの情報源を参照するため、版によっては情報が揃わない可能性があります。ここはアプリの責任というよりデータの性質ですが、分かったうえで使うといいと思います。

また、画面内の動きそのものが魅力なので、静かなテキスト管理を好む人には“にぎやか”に感じるかもしれません。集中を優先したい時は、シンプルな一覧のほうが合う場面もあります。

tsumuは「読書を整頓したい」より、「読書を好きでい続けたい」に寄ったアプリです。

逆に言えば、未読本が増えやすい人、表紙のデザインも含めて本を楽しむ人、読後に一言でも外に出したい人には、かなりおすすめのアプリだと確信してます。

未読本を「育つコレクション」に変える。tsumuはそんなアプリです。

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